2023年1月20日金曜日

かまくらサブレ


秋田県横手市発、木村屋商店のサブレです。

知名度・味・対象年齢など、お土産としてのスペックをレビューします。




ファーストインプレッション


木村屋商店
かまくらサブレ

ウェブサイトから 

発酵バターをたっぷり使った高級ビスケット。ココナッツとメープルシュガーを加え、かまくらを形どりました


秋田県横手市に店舗を構える木村屋商店、その歴史は古く明治35年まで遡ります。

現在の商品群は和菓子・洋菓子・お土産品と多岐に渡り、お菓子のスペシャリストといった印象です。

この ”かまくらサブレ” は、かまくらを形取ったクッキーとなり雪国である秋田県をイメージしたお土産品となっています。

横手市の ”かまくら” と言えば、全国的にも知名度の高い伝統行事なのでお土産品へのモチーフとしては最適です。

また、高級ビスケットという事なので外観だけでなく、味わいにも期待が持てる商品となっています。



価格・成分・原材料 (2023/1月)



産地
秋田県

価格
税込583円(5枚入)

栄養成分表示
1枚あたり
熱   量   78kcal
たんぱく質   1g
脂   質   3.2g
炭水化物    11.2g
食塩相当量   0.06g

原材料
小麦粉(国内製造)、砂糖、バター、鶏卵(秋田県横手市産)、メープルシュガー、ココナッツ、植物油脂、塩/膨張剤、香料(一部に小麦・卵・乳成分を含む)



ギャラリー








本体はバターと甘い香りが漂う風味の良いクッキー。

”かまくら” が形取られたおむすび型の外観に、人が火鉢の様なものを囲んでいる様子がデザインされています。

やや窪みが浅めなので、よく見ないと解りづらいかなと思います。


食感はサブレらしくサクッとした歯触りです。

味わいとしては、しっとり感があり上質なクッキーと感じられました。


サブレと言えばやはり鎌倉を中心に店舗を展開する豊島屋の ”鳩サブレー” の名があがり、その味は説明の必要がないほどポピュラーな存在です。

それに対し、高級ビスケットを謳いココナッツ・メープルシュガーというキーワードが入る ”かまくらサブレ”は、バターの風味が特徴かと思います。

ココナッツ・メープルシュガーはそこまでの強い風味は出ていませんが、バターのコクが感じられるその味わいはクオリティーが高く、美味しく食べる事ができました。


価格的には高級路線という事もあり、”かまくらサブレ” の方がやや割高となっています。

23年1月時点での1枚当たりの価格(容量は参考値)
かまくらサブレ 116.6円(18g)
鳩サブレー   144円  (33g)


 

まとめ



秋田県横手を代表するお祭りとして400年以上の歴史を持つという ”横手のかまくら”、全国的にも知られる風物詩となっています。

そのかまくらをモチーフとしたビスケットとなれば、お土産品には最適です。

味に関してはバターの香りがしっかりとして、普通に美味しいです。

やや小さめですが1枚100円強という価格は、お土産品としてのコスト的には良いかと思います。


残念なポイントとしては、肝心のかまくらのデザインが見えづらい所かと思います。

かまくらの中で2人がくつろいでいる様子でしょうか?

窪みが浅めなので一目で認識できるまでには至っていません。

商品名にもつく”かまくら” は、ある意味1番のアピールポイントでなので視覚でも楽しませてほしい所です。



以上、
かまくらサブレ』でした。

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