ファーストインプレッション
博多の女
ほどよい甘みの小豆羊かんを、しっとりとやわらかなバームクーヘンで包みました。卵の素朴なおいしさが伝わるバームクーヘンに羊かんの水分がなじんで、独特のしっとり感。食べやすい、ひと口サイズ。食べ飽きしない、しみじみとした味わい。地元・博多の人々にとってもどこか懐かしい、もらってうれしいお土産です。
「博多の女」はモンドセレクションで11年連続金賞を受賞しました。
”博多の女” という演歌のタイトルのようなネーミングに、古風な印象のパッケージ。
良く言えば伝統的、悪くいうと古臭い感じなのですが、お土産品としては歴史が感じられて良いと思います。
ストレートに地名が入っている点は、貰う側から見ても判りやすく好印象なお土産です。
発売は1972年(昭和47年)、現在では福岡県のお土産として定番の地位を確立しています。
このプレーン味の他に、あまおう苺ミルク味・八女抹茶味・ハチミツレモン味と多彩なバリエーションを持っています。
2021には浜崎あゆみとのコラボレーションモデルを発売と、その勢いはとどまる事を知りません。
価格・成分・原材料 (2022/3月)
価格・成分・原材料 (2022/3月)
地域
福岡県
誕生
1972年
価格 税込378円(6個入)
栄養成分表示
1個当たり77.6kcal
100g当たり
熱 量 388kcalたんぱく質 6.2g脂 質 15.1g炭水化物 56.9g食塩相当量 0.3g
原材料
液鶏卵(国内製造)、糖類(砂糖、麦芽糖)、砂糖調製品、小麦粉、マーガリン、小豆生餡、澱粉、加糖れん乳、食用乳化油脂、脱脂粉乳、蜂蜜、粉末寒天/甘味料(ソルビトール)、乳化剤、膨張剤、香料、着色料(カロテン)、(一部に卵・小麦・乳成分・大豆を含む)
ギャラリー・感想
一口サイズのバームクーヘン。
しっかりとバームクーヘンの年輪が刻まれています。
食べた感想
味はバームクーヘンよりも羊かんの方が強めと感じます。
単純にアンコ味のバームクーヘンという事ではなく、しっかりと羊かんの弾力が感じられるので独特の食感となっています。
商品説明にもありますが、羊かんの水分がバームクーヘンに対ししっとり感を与えるという相乗効果も出ています。
羊かんとバームクーヘンの組み合わせは、決して奇をてらったものではなく意味のある融合と感じました。
自分は普段、余り羊かんを食べる事がなかったのですが、食感も含め美味しく頂く事ができました。
改めて羊かんというスイーツを見直すキッカケとなりそうです。
まとめ
羊かんを一口サイズのバームクーヘンで包んだ構成、オリジナリティーは十分と感じます。
強いクセのある商品ではないので、老若男女問わず幅広い層に受け入れられる事でしょう。
モンドセレクション11年連続金賞と味は確かです。
1個あたり63円とリーズナブルな値段は買う側にとってはありがたいです。
ネームバリューの高いお土産を低コストでまかなえれば、旅先での出費を抑える事ができます。
地元の名産品は使われていないですが、商品名にはしっかりと ”博多” の文字が入り土産品としてのアピールがなされています。
福岡のお土産として間違いのないクオリティーと感じました。
以上、
あげる側も貰う側も幸せになれるお土産
『博多の女』でした。
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