インプレッション
萩の月
ウェブサイトより
萩の咲き乱れる宮城野の空にぽっかり浮かぶ名月をかたどった銘菓・萩の月。まろやかでやさしい風味のオリジナルカスタードクリームをたっぷり使い、ふんわりとしたカステラで包みました。
現在では説明不要なほどの知名度を誇る ”萩の月”。
その躍進は宮城県に留まらず、東北を代表するお菓子となっています。
良質なスイーツが溢れている現在でも、その輝きは衰える事を知りません。
おそらくこの萩の月を模倣したお菓子が全国各地で続々と生まれた事でしょう。
真似されてこそ一流という言葉がありますが、この牙城を崩すのは簡単ではないでしょう。
製造元の菓匠三全には萩の月だけではありません。
名物のずんだ餡をお餅で包んだ ”仙台名物ずんだ餅” など、その取り扱う種類は約120にも及ぶという和洋菓子のスペシャリストです。
価格・成分・原材料 (2022/7月)
価格・成分・原材料 (2022/7月)
ホーム
宮城県
価格
税込1,300円(6個入)
賞味期間
発送日を含め14日間(オンラインショップ)
栄養成分表示
1個(56g)当たり
熱 量 147kcalたんぱく質 3.3g脂 質 4.3g炭水化物 23.8g食塩相当量 0.08g
原材料
牛乳(国内製造)、卵、砂糖、小麦粉、還元水飴、乳製品、バター、でん粉/トレハロース、グリシン、乳化剤、香料、膨張剤
アレルゲン
乳成分・卵・小麦
ギャラリー
萩の月のシンボルである月がデザインされた格調高いデザイン。
縦横リバーシブルとでも申しましょうか、横向きでも対応可能なパッケージです。
本体は非常に柔らかいお菓子なので、個別の箱入りは安心感があります。
お土産品として、長距離の移動には打って付けです。
柔らかい生地なので、包装を剥がすのにも気を使います。
さわり心地も良いパフ生地のような表面。
表面を覆うふわふわの生地は、扱いに気を遣うほどの柔らかさ。
シフォン生地のような軽さのある柔らかさではなく、しっとりとした存在感のある生地です。
ミルキーな香りとともに、おやつタイムのテンションを盛り上げてくれます。
中に詰まるカスタードクリームは、見た目のイメージよりもやや強めの歯応えを感じました。
やさしいクリーミーな甘さで、いくらでも食べれそうで恐いです。
原材料では牛乳が一番はじめにきていました。
なるほど、やさしいミルキー感に納得がいきました。
萩の月の美味しさはミルクが元になっているようです。
(原材料表示は重量割合の多いものからの表示となります)
似た雰囲気のスイーツというと不二家製のペコちゃんのほっぺがあります。
ペコちゃんのほっぺは、柔らかい生地にカスタードクリームが詰まったパフケーキです。
生地・クリームともに萩の月よりも更にふわふわ感が強いです。
しかし、この商品は賞味期限の短いチルド商品なのです。
萩の月の特筆すべき点は、常温のお菓子でこれほどまでのふわふわ食感を実現した所だと感じます。
菓匠三全ウェブサイトより
脱酸素剤「エージレス」によって常温で日保ちがいたします。これをお菓子に応用したのは「萩の月」が業界の草分けです。
現在まで続くお菓子文化の中で、この萩の月の出現が一つの起点となった事は間違いないでしょう。
萩の月の美味しさには、仙台銘菓という称号にふさわしい活躍が隠れていました。
まとめ
常温菓子に革命を起こした萩の月、
まさに満月のようなパワーを秘めたお菓子です。
もはや仙台からのお土産にはこれ以外考えられません。
貰って嬉しいお土産なのですが、1個当たり200円オーバーとやや値が張ってしまいます。
オンラインショップを覗くと簡易包装モデルもあり、これならば1個200円を切る価格で購入ができます。
自分用のおやつとしては最適でしょう。
お土産として貰える機会を待っていたのでは、いつの日になるか見当もつきません。
菓匠三全
以上、
『萩の月』でした。
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