2022年6月2日木曜日

晴天の霹靂 米粉ロール


青森県のロール菓子 "晴天の霹靂" の詳細です。

味・対象年齢・歴史など、お土産としてのスペックをレビューします。



ファーストインプレッション


晴天の霹靂 
中弘クラフト



パッケージのコメント
青森県産米「晴天の霹靂」米粉入りロールケーキ。
*全重量の内米粉4%使用


やはり青森のお土産と言えば、りんごのお菓子やジュースがメインとなります。

買う側としては、時にはりんごとは違った特色を出したい所です。

青森県としてもりんごと並ぶ名産品は喉から手が出るほど欲しい事でしょう。


青森県産「特A」評価米、青天の霹靂。

その米粉が入ったロールケーキ、お土産で貰った際のインパクトは十分ありました。

この米粉がりんごの両雄となれればよいのですが。



価格・成分・原材料 (2022/3月)


地域
青森県

価格 不明

栄養成分表示
1個当たり 
熱   量   68kcal
たんぱく質   0.8g
脂   質   3.4g
炭水化物    8.5g
食塩相当量   0.05g

原材料
ミルク風味クリーム(マーガリン、水飴、砂糖、練乳調製品、その他)(国内製造)、液卵、砂糖、小麦粉、米粉、果糖ぶどう糖液糖、食用卵殻粉、蜂蜜/トレハロース、加工でん粉、乳化剤、膨脹剤、香料、酒精、グリセリンエステル、カゼインNa、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆を含む)



ギャラリー












一口サイズで食べ易い大きさです。


中心にはミルク風味クリーム。


感想

通常ロールケーキやバームクーヘンではしっとりとした味わいが良いとされています。

この米粉ロールのスポンジ部分は、エアーが入ったような軽い食感です。

良く言えば軽い口当たり、悪く言うとスカスカな印象です。


中に入っているクリームはごく普通、特徴は感じられなかったです。

全体的な印象としてはカジュアル、コクや上質感が少なく幼い頃に食べた駄菓子のような味わいでした。

癖がある商品ではないので子供から大人まで幅広く受け入れられるとは思います。

一箱8個入りなのですが、軽い口当たりなので余裕で一気喰いできます。


なぜか製造所が青森とは程遠い鹿児島県なのですが、コストなど色々な事情があるのだと思います。



まとめ



味は平均点、可もなく不可もなくと言った感じです。

外箱の立派な作りと内容が伴っていない印象を受けました。

頂き物なので価格は解らないのですが、梱包を簡易にし味の期待値を下ておいた方が良いのではと感じました。


奇しくもレビュー済の ”博多の女” と外見は似ているのですが、残念ながら味のクオリティーは遠く及ばず、歴史の違いを感じさせられる結果となりました。

お米の「青天の霹靂」が一般へ販売開始されたのが2015年、この米粉ロールはまだ歴史が浅いといえるので今後の商品開発に期待をしたいです。


しかし、お土産としてのクオリティーはどうなのか?

決して味の良し悪しだけで決まる訳ではありません。

「名物に旨い物なし」といいますが、ある意味お土産にとって味は二の次、普通レベルで充分なのかもしれません。

お土産として理想の条件は
・現地の名産品を使用
・ネームバリュー
・インパクト

”青森県産”・”青天の霹靂”というワードが散りばめられたこの商品、買う側にとっては理想のお土産です。

お土産を頂く側のスタンスとしては、現地の品を味わう事に意義があるという心構えで居たいものです。


自分は青天の霹靂という米は食べた事がありませんでした。

今回初めて米粉ロールという形で、青天の霹靂を口にました。

その事実こそが1番大切だと思っています。

味は十分平均点を取れているこの ”晴天の霹靂”、お土産としての実力は秘めています。


後半全力でフォローする形となってしまいましたが、りんごに次ぐ選択としてお土産にいかがでしょうか?


以上、
晴天の霹靂』でした。




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