柚餅子(ゆべし)の中にクルミが入った和菓子の詳細です。
この ”家伝くるみゆべし” にはノーマルの他に、 ごま・ゆず・塩といったフレーバーがあります。
かんのや
郡山市の老舗菓子店、かんのや製のゆべしと言えば全国的な知名度を誇る人気商品となります。
概要
かんのや
家伝くるみゆべし
ウェブサイトから
ゆべし生地に、香ばしい胡桃(くるみ)を加え仕上げた「くるみゆべし」です。
様々なゆべし商品を扱う同社ですが、一番人気は鶴が翼を広げたフォルムをモチーフとした、三角形の ”家伝ゆべし” となります。
中には餡子が入り柚餅子とのハーモニーを楽しむ和菓子となっています。
対してこの ”家伝くるみゆべし” は、柚餅子生地にクルミが混ぜ合わせており餡子は入っていません。
若干、柚餅子がフューチャーがされた形の商品となりますが、果たしてどの様なバランスで仕上げられているのでしょうか?
2025/1月
税込626円(5個袋入)
真ん中でカットすると、クルミがはっきりと出てきました。
商品スペック
2025/1月
産地
福島県
価格
栄養成分表示
1個(40g)あたり
熱 量 127kcalたんぱく質 1.4g脂 質 1.8g炭水化物 26.2g食塩相当量 0.2g
原材料
砂糖(国内製造)、餅粉、イソマルトオリゴ糖、くるみ、麦芽糖、醤油、みりん、澱粉/トレハロース、加工澱粉、安定剤(CMC)、炭酸水素ナトリウム、pH調整剤、乳化剤、(一部に小麦・くるみ・大豆を含む)
詳細
柚餅子本体は四角形にカットされており、この時点ではまだクルミの姿は見られません。
手触り感は柔らかく耳たぶ位の弾力があります。
表面には何らかの粉が塗されているので、手で持ってもべと付き感はありません。
パッケージには乾燥材が同封されていますが、邪魔にならないよう袋の内側に張り付けられていました。
小さな事ですが細かい配慮を感じます。
サイズとしては 50mm x 50mm でほぼ正方形と考えて良いでしょう。
側面には切れ端のような物が見られるのですが、非常に柔らかいお菓子なので無理もありません。
厚みは約20mmとなりますが、ずしりと重みのあるお菓子なので余りに厚過ぎると食べづらくなりそうです。
切り口からは薄っすらとクルミの粒が見られます。
弾力性を確認すべく引っ張ってみましたが、簡単には千切れずに延々と伸びていきそうです。
食べてみると柚餅子生地は均一でなめらかです。
大福のような柔らかさですが、厚みがある分それなりの弾力を感じます。
甘過ぎない上品な味なのでクドイ印象はありませんでした。
中には粒状のクルミがランダムに入れられており、柔らかい生地の中でコリコリとした食感が大きなアクセントになっています。
味付けには砂糖と醤油が使われている事もあって、みたらし団子にも通じる美味しさが感じられました。
以上、
まとめ
耳たぶのような柔らかさの柚餅子生地は、餅や大福とはまた違った美味しさが感じられました。
味付けは砂糖と醤油が中心となり、甘みの中にほんのりとした塩味が入ります。
基本的には尖った部分のない優しい味となりますが、中に入るクルミが芳ばしく良いアクセントとして機能しています。
総評としては、柚餅子の柔らかさ・甘み・クルミの食感と、バランスの光る味わいで美味しく頂く事ができました。
柚餅子菓子はお菓子界ではややマイナーな存在なのですが、
個人的に気に入った事もあり、これを機に注目していきたいと思います。
以上、
かんのや
『家伝くるみゆべし』でした。
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