ファーストインプレッション
会津チーズ饅頭 くいっちい
チーズクリームを丸ごと閉じ込め、皮にもチーズを使って焼いたお饅頭です。チーズがそのまま入った、洋風焼きまんじゅう。皮にもチーズが入って、香り豊かなコクと風味が人気です。ワインのおつまみにもおすすめです。太郎庵のロングセラー商品です。
あんこが使われていない饅頭、メーカーでは洋風焼きまんじゅうと表現しています。
チーズがそのまま入いるという大胆な発想、インパクトは十分です。
まず目につくのはパッケージの可愛い猫のイラストです。
初見では、チーズならばネズミの方がマッチするのでは?
と疑問を感じたのですが、なんとこのデザインは地元の高校生の作品だそうです。
”美術大学志望の生徒に何かチャンスを” との話しがあり、このデザインが目に留まり採用されたとの事です。
このホッコリするエピソードの前に、ささいな疑念は全て消え去りました。
価格・成分・原材料 (2022/4月)
価格・成分・原材料 (2022/4月)
地域
福島県
価格 税込750円(5個入)
栄養成分表示
1個標準28g当たり
熱 量 119kcalたんぱく質 1.9g脂 質 8.0g炭水化物 9.3g食塩相当量 0.2g
原材料
小麦粉(国内製造)、ナチュラルチーズ、食用植物油脂、砂糖、卵、バター、プロセスチーズ、乳糖、乳たん白、食塩、酵母エキス/加工でん粉、膨張剤、酢酸(Na)、増粘多糖類、香料、乳化剤、カロチノイド色素、(一部に小麦・乳成分・卵を含む)
ギャラリー・感想
表面の皮はシットリしており、指で触ると剥がれてしまうデリケート素材です。
中のチーズは断面を見ると解るように、しっかりとした硬さがあります。
スライスチーズのような柔らかさはなく、乾燥したおつまみのような歯応えです。
皮には甘みがあるのですが、体積の大半を中のチーズが占めているので、チーズの塩見・酸味が中心の味となります。
”ワインのおつまみにもおすすめ” というのも納得です、是非お酒のお供に食べてみたいお饅頭です。
直径約5cmの小ぶりなお饅頭ですが、”そのままチーズ”の効果により食べ応えはあると思います。
まとめ
チーズを全面に押し出したやや癖のある味も、お土産品の個性として評価できるポイントとなります。
このチーズ饅頭という内容自体は、会津との関連性は低いのですが
・パッケージデザインの成り立ち
・方言を取り入れたネーミング
と地元色が強く出ていて、お土産としてのスペックは十分と感じます。
”地元の企業”・”高校生の思い”・”美味しいお菓子” が一体となった奥深い商品と感じました。
以上、
『会津チーズ饅頭 くいっちい』でした。
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