2022年5月15日日曜日

会津チーズ饅頭 くいっちい ☆ ストーリーが秀悦です。


福島県、チーズテイストのお饅頭 ”くいっちい”の詳細です。

味・対象年齢・歴史など、お土産としてのスペックをレビューします。




ファーストインプレッション


会津チーズ饅頭 くいっちい
太郎庵



パッケージのコメント
「くいっちい」とは
会津弁で食べたいという意味です。
ーロ食べると、チーズのコクと風味がおロいっぱいに広がって、また早くくいっちいと思ってしまう途品です。
チーズクリームを丸ごと閉じ込め、皮にもチーズを使って焼いたお饅頭です。
チーズがそのまま入った、洋風焼きまんじゅう。
皮にもチーズが入って、香り豊かなコクと風味が人気です。
ワインのおつまみにもおすすめです。太郎庵のロングセラー商品です。 

あんこが使われていない饅頭、メーカーでは洋風焼きまんじゅうと表現しています。

チーズがそのまま入いるという大胆な発想、インパクトは十分です。


まず目につくのはパッケージの可愛い猫のイラストです。

初見では、チーズならばネズミの方がマッチするのでは?

と疑問を感じたのですが、なんとこのデザインは地元の高校生の作品だそうです。

”美術大学志望の生徒に何かチャンスを” との話しがあり、このデザインが目に留まり採用されたとの事です。


このホッコリするエピソードの前に、ささいな疑念は全て消え去りました。



価格・成分・原材料 (2022/4月)


地域
福島県

価格 税込750円(5個入)

栄養成分表示
1個標準28g当たり
熱   量   119kcal
たんぱく質   1.9g
脂   質   8.0g
炭水化物    9.3g
食塩相当量   0.2g

原材料
小麦粉(国内製造)、ナチュラルチーズ、食用植物油脂、砂糖、卵、バター、プロセスチーズ、乳糖、乳たん白、食塩、酵母エキス/加工でん粉、膨張剤、酢酸(Na)、増粘多糖類、香料、乳化剤、カロチノイド色素、(一部に小麦・乳成分・卵を含む)



ギャラリー・感想







表面の皮はシットリしており、指で触ると剥がれてしまうデリケート素材です。


中のチーズは断面を見ると解るように、しっかりとした硬さがあります。

スライスチーズのような柔らかさはなく、乾燥したおつまみのような歯応えです。


皮には甘みがあるのですが、体積の大半を中のチーズが占めているので、チーズの塩見・酸味が中心の味となります。

”ワインのおつまみにもおすすめ” というのも納得です、是非お酒のお供に食べてみたいお饅頭です。

直径約5cmの小ぶりなお饅頭ですが、”そのままチーズ”の効果により食べ応えはあると思います。



まとめ



チーズを全面に押し出したやや癖のある味も、お土産品の個性として評価できるポイントとなります。

このチーズ饅頭という内容自体は、会津との関連性は低いのですが
・パッケージデザインの成り立ち
・方言を取り入れたネーミング
と地元色が強く出ていて、お土産としてのスペックは十分と感じます。

”地元の企業”・”高校生の思い”・”美味しいお菓子” が一体となった奥深い商品と感じました。




以上、

会津チーズ饅頭 くいっちい』でした。

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