2023年2月19日日曜日

太郎庵 すっちょいさ


taro-un の羽二重餅、”すっちょいさ” の詳細です。

知名度・味・対象年齢など、お土産としてのスペックをレビューします。




ファーストインプレッション


太郎庵
すっちょいさ


ウェブサイトから 

やわらかい羽二重餅にきな粉をたっぷりまぶしました


織物の羽二重からネーミングされたという羽二重餅、起源は福井県のお土産品となります。

材料は餅粉・砂糖・水飴とシンプルな羽二重餅なので、山梨の信玄餅・栃木県のとち餅など、各地方で類似のお土産品が発売されています。


この ”すっちょいさ” とネーミングされた羽二重餅は福島県・会津地方のお菓子となります。

不思議な単語の”すっちょいさ” とは、民謡の会津磐梯山に使われるはやし言葉から来ており、包装紙は盆踊りでの浴衣をイメージしたデザインとなっています。



民謡「会津磐梯山」のはやし言葉
「ハ~スッチョイサ~スッチョイサ」



価格・成分・原材料 (2023/2月)



産地
福島県

価格
税込891円(5個)

栄養成分表示
1個標準/餅39g・黒蜜0.4g当たり
熱   量   129kcal
たんぱく質   1.5g
脂   質   0.7g
炭水化物    29.4g
食塩相当量   0g

原材料
〈餅〉砂糖(国内製造)、もち粉、水飴、麦芽糖、きな粉/トレハロース、(一部に大豆を含む)
〈黒蜜〉黒砂糖(国内製造)、水飴/香料



ギャラリー


2個セット品

羽二重餅・黒蜜・スティック

十分な量のきな粉


キメの細かい滑らかなきな粉





風呂敷包みをイメージしたパッケージを開けると、中には黒蜜とスティックが付属しています。

好みにより黒蜜をかけて、プラスチック製のスティックを用いて食べるスタイルとなります。


羽二重餅本体の容器には、ポイントとなるきな粉がビッシリと詰まっています。

餅との割合を考えると、不足する心配はまずありません。


きな粉を使ったお菓子のデメリットとしては、どうしても粉が散らかるリスクがあります。

それはこの ”すっちょいさ” も同様で、慎重に上蓋を外さなければ高確率で飛び散ってしまう事でしょう。

しかし、その手間を超えた美味しさがあるのも事実、きな粉の散乱を前提としワンパクに食べるのも良いかと思います。


きな粉はその焙煎法や粗さにより味わいが変わってきますが、この ”すっちょいさ” はきめが細かく滑らかな食感があり、クオリティーの高さが感じられる仕上がりです。

もちろん餅本体は十分な柔らかさを持ち、きな粉とのハーモニーを楽しむ事ができました。

黒蜜を使ったコクのある甘さはバランスも良く、いくらでも食べれそうな味わいです。


昔ながらの和菓子というイメージの本品でしたが、期待通りの味を堪能する事ができました。



まとめ



民謡・盆踊りといったワードが詰り、地元のストーリーが垣間見えるパッケージングは、お土産品として十分なポテンシャルを持ちます。


きな粉と黒蜜が組み合わされた羽二重餅はファンも多く人気の和菓子となっていますが、この ”すっちょいさ” は味のクオリティーも確かなので、喜ばれる事請け合いです。

1個当たりのコストが税込178.2円とやや高か目の設定とはなりますが、その分満足度も高いと言えるでしょう。

贈答用だけでなく、自分用にも購入したいお土産品です。



以上、
すっちょいさ』でした。

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