ファーストインプレッション
常盤堂雷おこし本舗
ウェブサイトから
浅草といえば“三社祭”。その賑やかさを演出しました。バラエティーに富んだ雷おこしをひとつひとつ包みました。
東京都屈指の観光地である浅草、風情のある街並みと歴史が織りなすその魅力は、国内外問わず人気スポットとなっています。
その浅草の代表的お土産品と言えば、江戸時代後半から売られているという ”雷おこし” かと思います。
この ”浅草祭” は、複数のフレーバーが楽しめるアラカルト商品となります。
発売元の常盤堂は雷門のとなりに店舗を構え、実演販売をも行っている老舗店です。
現在では浅草工房見学ツアーと題し、予約をすれば製造工程を見学できるサービスを展開し、精力的に集客サービスを行なっています。
雷おこしと言えばシンプルな味というイメージですが、老舗店が作った本物の味をじっくりと再確認したいと思います。
価格・成分・原材料 (2023/3月)
価格・成分・原材料 (2023/3月)
産地
東京都
価格
税込756円(130g)
栄養成分表示
100g当たり
熱 量 414kcalたんぱく質 5.2g脂 質 6.4g炭水化物 84.0g食塩相当量 0.8g
原材料
水飴(国内製造)、小麦粉、砂糖、落花生、米粉、還元麦芽糖水飴、うるち玄米、加工黒糖、いりごま、植物油脂、食塩、大豆、澱粉、焼海苔粉、抹茶、桜葉フレーク、モルトエキス/着色料(カラメル、紅花色素)、膨脹剤、香料、(一部に小麦・落花生・ごま・大豆を含む
砂糖フレーバーという事なので、ノーマルなスタンダード品という位置付けだと思われます。
糖衣が絡められた表面は、やや重みのあるサクサク食感を生み出し、独自の個性が感じられます。
さっぱりとした甘味なので、香ばしさが際立ち ”雷おこし” を知るにはベストなフレーバーでしょう。
シンプルながら個性が光るお菓子という印象です。
黒糖
ナチュラルフードのイメージが強い黒糖は、和菓子界では人気のフレーバーとなります。
ブラウンカラーに染った雷おこしからは、黒糖特有の香りがしっかりと放たれており、懐かしさを抱くような感覚になります。
味わいとしてはコクのある甘味が感じられ、芳ばしい雷おこしとの相性も抜群です。
ノーマルの味を、濃厚にに引き立ててくれるこの ”黒糖” 、一押しと言える美味しさです。
抹茶
濃いめの緑色に染まった雷おこしは、世界的に人気の抹茶風味となります。
その抹茶の香りは強く、大きさを考えるとオーバースペックとも取れる風味です。
食べると強目のほろ苦テイストが感じられ、あなどれない味わいがあります。
小さいながらも存在感の濃い仕上がりの雷おこしです。
海苔
強い磯の香りが漂う海苔風味、これまでの流れからはやや異質の雰囲気を感じます。
香りからは塩味をイメージしていたのですが、他のおこしと同様に甘味が中心となります。
ややギャップが感じられる味わいですが、基本の味はブレていないので違和感なく食べる事ができます。
大胆にも海鮮を取り入れた雷おこし、試す価値はあります。
まとめ
今回雷おこしを久しぶりに食べたのですが、予想以上の香ばしさを感じました。
米粉などを砂糖水で固めた菓子の ”おこし”、もっと見直されても良いのではと感じる美味しさです。
現代のスナック菓子にはない、郷愁感があり後世に受け継いでいきたい味わいがありました。
歴史のあるお菓子ですが、現在ではフレーバーも拡充し商品力もアップしています。
定番とはなりますが、浅草のお土産にはこれで間違いないでしょう。
以上、
『雷おこし 浅草祭』でした。
『雷おこし 浅草祭』でした。
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