2023年3月30日木曜日

常盤堂 雷おこし 浅草祭


東京下町お土産の定番、雷おこしの詳細です。

知名度・味・対象年齢など、お土産としてのスペックをレビューします。




ファーストインプレッション


常盤堂雷おこし本舗
浅草祭


ウェブサイトから 

浅草といえば“三社祭”。その賑やかさを演出しました。バラエティーに富んだ雷おこしをひとつひとつ包みました。

東京都屈指の観光地である浅草、風情のある街並みと歴史が織りなすその魅力は、国内外問わず人気スポットとなっています。

その浅草の代表的お土産品と言えば、江戸時代後半から売られているという ”雷おこし” かと思います。

この ”浅草祭” は、複数のフレーバーが楽しめるアラカルト商品となります。

発売元の常盤堂は雷門のとなりに店舗を構え、実演販売をも行っている老舗店です。

現在では浅草工房見学ツアーと題し、予約をすれば製造工程を見学できるサービスを展開し、精力的に集客サービスを行なっています。

雷おこしと言えばシンプルな味というイメージですが、老舗店が作った本物の味をじっくりと再確認したいと思います。



価格・成分・原材料 (2023/3月)



産地
東京都

価格
税込756円(130g)

栄養成分表示
100g当たり
熱   量   414kcal
たんぱく質   5.2g
脂   質   6.4g
炭水化物    84.0g
食塩相当量   0.8g

原材料
水飴(国内製造)、小麦粉、砂糖、落花生、米粉、還元麦芽糖水飴、うるち玄米、加工黒糖、いりごま、植物油脂、食塩、大豆、澱粉、焼海苔粉、抹茶、桜葉フレーク、モルトエキス/着色料(カラメル、紅花色素)、膨脹剤、香料、(一部に小麦・落花生・ごま・大豆を含む



詳細


白砂糖



ほんのりと甘い香りの ”白砂糖”。

砂糖フレーバーという事なので、ノーマルなスタンダード品という位置付けだと思われます。

糖衣が絡められた表面は、やや重みのあるサクサク食感を生み出し、独自の個性が感じられます。

さっぱりとした甘味なので、香ばしさが際立ち ”雷おこし” を知るにはベストなフレーバーでしょう。

シンプルながら個性が光るお菓子という印象です。



黒糖



ナチュラルフードのイメージが強い黒糖は、和菓子界では人気のフレーバーとなります。

ブラウンカラーに染った雷おこしからは、黒糖特有の香りがしっかりと放たれており、懐かしさを抱くような感覚になります。

味わいとしてはコクのある甘味が感じられ、芳ばしい雷おこしとの相性も抜群です。

ノーマルの味を、濃厚にに引き立ててくれるこの ”黒糖” 、一押しと言える美味しさです。



抹茶


濃いめの緑色に染まった雷おこしは、世界的に人気の抹茶風味となります。

その抹茶の香りは強く、大きさを考えるとオーバースペックとも取れる風味です。

食べると強目のほろ苦テイストが感じられ、あなどれない味わいがあります。

小さいながらも存在感の濃い仕上がりの雷おこしです。


海苔


強い磯の香りが漂う海苔風味、これまでの流れからはやや異質の雰囲気を感じます。

香りからは塩味をイメージしていたのですが、他のおこしと同様に甘味が中心となります。

ややギャップが感じられる味わいですが、基本の味はブレていないので違和感なく食べる事ができます。

大胆にも海鮮を取り入れた雷おこし、試す価値はあります。



まとめ



今回雷おこしを久しぶりに食べたのですが、予想以上の香ばしさを感じました。

米粉などを砂糖水で固めた菓子の ”おこし”、もっと見直されても良いのではと感じる美味しさです。

現代のスナック菓子にはない、郷愁感があり後世に受け継いでいきたい味わいがありました。

歴史のあるお菓子ですが、現在ではフレーバーも拡充し商品力もアップしています。

定番とはなりますが、浅草のお土産にはこれで間違いないでしょう。




以上、
雷おこし 浅草祭』でした。

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