概要
丸峰庵
黒糖まんじゅう 塩ミルク
ウェブサイトから
ほんのりと塩味のきいた昔懐かしい練乳の香る餡。
福島県は会津、芦ノ牧温泉の代表的なお土産品となる ”黒糖まんじゅう”、
黒糖が香る質の良い饅頭として人気を博しています。
その派生商品としてラインナップされる ”塩ミルク” 風味、
贅沢練乳餡と題され、ノーマルからは大きくアレンジがなされているようです。
観光地でのお土産品の選定は悩ましい所ですが、福島県産のお饅頭となれば日本三大まんじゅうとして名を馳せる「薄皮饅頭」との選択となるかと思います。
全国的なネームバリューをもつ商品に対し、果たしてアドバンテージがあるのでしょうか?
商品スペック
2023/5月
産地
福島県
価格
栄養成分表示
熱 量 112kcalたんぱく質 1.6g脂 質 2.1g炭水化物 21.6g食塩相当量 0.4g
原材料
加糖餡【白いんげん豆、砂糖、水飴、加糖練乳、バター、加糖卵黄、塩】(国内製造)小麦粉、上白糖、糖蜜、はちみつ、水飴、果糖ブドウ糖液糖、黒糖、植物油脂、寒天加工品(麦芽糖、寒天)甘味料(トレハロース)、重曹、加工でん粉、香料、乳化剤、(一部に小麦・乳成分・卵・大豆を含む)
詳細
1個づつ個別包装され乾燥剤が入るスタイルです。
些細な所ですが、この辺りからも丁寧な仕事ぶりが垣間見れます。
光沢のある皮はベーシックフレーバーの ”黒糖まんじゅう” と共通です。
したがって外観での区別は付きません。
この時点では特にミルク・練乳の香りは感じられません。
裏面を見ると白っぽいアンコが透けて見れます。
半分に割ってみると真っ白なこし餡が出てきました。
皮にはしっかりとした厚みがあり、薄皮饅頭との違いともなっています。
原材料から見ても皮に関してはノーマルと同じ物のようです。
もちもちと柔らかい味わいは損なわれておらず、皮までも美味しい仕上がりです。
注目の中に入るアンコなのですが、白あんにアクセントとして優しい練乳風味が加えられています。
あっさりとした甘さにミルキーな風味がプラスされ、上品な味わいと感じられます。
基本的には白あんがベースとなり原材料に入る練乳・バターは風味付けに抑えられている印象です。
ミルクと名前が付きますが洋風に大きく偏ったものではなく、あくまでも和菓子の枠を超えていない硬派な饅頭といった印象です。
したがってミルキーな味わいを期待しすぎると物足りないかもしれません。
また商品のタイトルにもなっているように、塩味が効果的に効いており甘味を引き出す構造となっています。
白あん・練乳・塩味と特徴が複数見られる味わいで、小豆餡のベーシック風味と食べ比べても楽しめるかと思います。
まとめ
白餡にほんのりとした練乳の風味が加えられていますが、饅頭から大きく逸脱した味ではありませんでした。
派手にアレンジされた商品ではないので、安心してチョイスできるかと思います。
また塩味が効いて甘ジョッパイ雰囲気があり、通常の饅頭とは違ったカラーが出されていました。
薄皮饅頭にマンネリ感を覚えた場合には良い選択かと思います。
コスト的な部分は以下を参考にして下さい。
1個当たりの税込み価格(2023年5月時点)
黒糖まんじゅう 塩ミルク
151.25円
薄皮饅頭 こしあん
140円
以上、
丸峰庵
『黒糖まんじゅう 塩ミルク』でした。
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