2023年5月17日水曜日

柏やき ゆで小豆 シンプルながら質の良いどら焼きです。


福島県郡山市に拠点をおく柏屋製、どら焼きの詳細です。

知名度・味・対象年齢など、お土産としてのスペックをレビューします。
 

目次
 概要
 商品スペック
 ・産地
 ・価格
 ・栄養成分
 ・原材料
 詳細
 まとめ



概要


柏屋
柏やき



ウェブサイトから

厳選された小豆でじっくり炊き込んだ餡を、ふんわり焼き上げたやわらかい皮で包みました。


初見では ”柏やき” というジャンルのお菓子なのかと思ったのですが、福島県を拠点とする柏屋の名が付いた どら焼き となります。

柏屋と言えば、日本三大まんじゅうのひとつ ”薄皮饅頭” で有名な菓子メーカーとなります。

その歴史は古く、嘉永五年(1852年)まで遡るという深さです。

柏屋開成店の敷地内には萬寿神社があり、菓祖神(お饅頭の神様)が祀られているという信仰ぶり、味に関しては折り紙付きと言えます。

同社ではこれまでに、味へのコダワリに関する数々の逸話が生まれていますので、時間があれば一度柏屋ウェブサイトをご覧下さい。

その歴史ある社名が名付けられた どら焼きとなれば期待せずにはいられません。



商品スペック


2023/5月

産地

福島県

価格

税込118円(1個)

栄養成分表示

熱   量   161kcal
たんぱく質   3.1g
脂   質   1.4g
炭水化物    34.2g
食塩相当量   0.14g

原材料

小豆 (カナダ産)、砂糖、小麦粉、卵、蜂蜜、みりん/膨脹剤、(一部に小麦・卵を含む)



詳細




個別包装され中には乾燥剤が入ります。

賞味期限は製造日から10日間となります。


取り出しの際に表面が一部剥がれてしまいました。

どら焼きの皮はデリケートなのでやむを得ないのですが、そこがまた美味しい所ではありあます。

サイズ的には直径約8cmとやや小ぶりのどら焼きとなります。




裏面には四角い乾燥剤の跡が付きました。



こんがりとした焼き目はどら焼きの醍醐味と言えます。

この ”柏やき” ではツヤのある光沢が見られ、繊細な生地に仕上げられています。


割ってみると中々のアンコ量と感じます。


アンコは粒あん仕様となり大きめの粒が見られます。




小ぶりながら皮には適度な厚みがあり、ふわふわとした柔らかさが楽しめました。

アンコには大きめの粒が入り食感でもアクセントを出してくれています。

しかし、餡部分は滑らかでしっとりとしているのでチープな印象はありません。

甘味を引き出すための塩味も効いておりソツのない仕上がりを感じます。


全体的に素性の良さが感じられる美味しさでしたが、和菓子作りに関しては長い歴史を持つ同社なので当然なのかもしれません。



まとめ



柏やきにはクリームの入った物もラインナップするのですが、この ”ゆで小豆” は小豆餡が使われたスタンダードな商品となります。

どら焼きは材料がシンプルなだけに、素材や製法が決め手となります。

その点歴史のある柏屋なので、ポイントを押さえたそつのない仕上がりが感じられました。

手抜きがされていない丁寧に作られたどら焼きという印象です。


オーソドックスなお菓子とはなりますがクオリティーの高さが感じられる味わいで、お土産品として喜ばれるかと思います。



以上、

柏やき』でした。



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