福島県郡山発、あんこがタップリと詰まった最中の詳細です。
知名度・味・対象年齢など、お土産品としてのスペックをレビューします。
概要
ヤナギ屋
開成山開拓最中
ウェブサイトから
フワフワッとした軽い食感の最中にずっしり、はみ出しそうなくらいの餡が入っています。
福島県郡山市に店舗を構えるヤナギ屋、
まんじゅうや団子などの手作り商品を販売する和菓子店です。
この ”開成山開拓最中” は明治時代に行われた郡山市の開拓事業、安積開拓をテーマとした商品となっているようです。
元来、郡山市は水の便が悪く農地向きではなかったのですが、 安積開拓によって発展した歴史を持ちます。
地元の地名 ”開成山” と組み合わせた開拓最中、郡山市の歴史に触れる事ができる和菓子となっています。
バリエーションとしては、この小豆餡と白餡ベースのチェリー餡がラインナップされます。
商品スペック
2023/11月
産地
福島県
価格
原材料
小豆、砂糖、 もち米、 寒天、水飴、塩
詳細
外観は茅葺屋根の民家のようなものが形取られています。
これは開拓当時の時代背景を映し出しているのではないでしょうか?
横から見ると迫力のある厚みがあります。
持ってみてもずっしりとした重厚感があり、アンコの重みが伝わってきます。
数ある和菓子の中から最中をチョイスする方は、そうとうな甘党と言えるでしょう。
このはみ出るほどのアンコ量を見れば、自然とテンションも上がってしまうのではないでしょうか?
皮を一部剥がしてみましたが、粒餡がぎっしりと詰まっています。
原材料はアンコと薄い皮だけなので、ほぼ餡子そのものと言って良いでしょう。
中に入るアンコにはやや粘り気が感じられ、何処となくお餅のような雰囲気もあります。
甘さに関しては標準的に感じられ、オーソドックスな最中を踏襲している印象です。
基本的に最中はアンコをたっぷりと楽しめる和菓子なのですが、この ”開成山開拓最中” はさらにアンコ量を強化したストロングスタイルとも呼べる内容です。
ヘビーな餡子ファンでも、これ1個頂けば十分満足できるのではないでしょうか?
渋い緑茶との組み合わせが定番となりますが、夏には冷たいミルクと合わせるのも良いかと思います。
まとめ
味わい的にはオーソドックスな餡菓子なので、特に戸惑う事はなく安心して食べれる味です。
シンプルな最中に ”開拓” という地元の歴史が織り込まれた和菓子、価格もお手頃なのでお土産としては最適でしょう。
最中の皮に納まらないアンコ量は、開拓時代のパワーを思わせるほどのボリューム感でした。
ダイナミックにたっぷりとアンコが味わえるので、最中ファンならば一度は食べておきたい商品です。
現代のお菓子事情ではマイナーな部類に入ってしまうモナカですが、時には伝統の味と触れ合うのも良いのではないでしょうか?
以上、
『開成山開拓最中』でした。
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